腑に落ちた話

SNSでたまたま流れてきた記事が目に留まった。

「くだり坂」を生きる私たちへ。

ここ数年、なんとなく感じていたことを言語化してくれていると思った。
そう、私たちは下り坂を生きているんだ。

でも、ネガティブではなくポジティブにまとめてくれていたのがうれしかった。

スモールビジネスを地産地消で営んでいるところを応援したい。
とは言え、丁寧にこだわってやっているところは安価に提供したら商売が成り立たない。
お客さんが理解して、相応の対価を払ってほしいと思う。
対価を払うためには、お客さんも対価を払えるだけの収入を得ないといけない。
消費のための十分な収入というのが案外ジレンマで、安定した収入を得るため、規模感の大きな企業で働く人たちの割合が多いように思う。
結局、どちらも必要。
大企業の下請け的な働き方で消耗するのではなく、自分たちのやりたいことのために充実して働く人たちの割合が増えていってくれたら、成熟した社会になれると思う。

ドイツのマイスター制度のように、職人の地位をさらに高くしてほしい。
匠の技はコンピューターには真似できないことがある。
人間の力をもっと評価し、磨いていきたい人が増えるような世の中になってほしいと思う。

バブルのころに社会に出た私は、日本が下っている感を感じてはいるけれど、価値観が変えれば、楽しく充実した日々を過ごせると心強くなった。

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この記事を書いた人

何者47の管理者です。
本業では東京と静岡の2拠点でホームページの制作をしています。
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